海外で現地通貨をキャッシングする

現地通貨キャッシングと国際キャッシュカード、VISAデビットとの比較

クレジットカードを使った現地通貨のキャッシングは、為替レートのいい現地通貨調達方法です。国際キャッシュカード、VISAデビットカードなどと比べてもより少ない手数料でキャッシングが可能です。

以下は、現地通貨の調達方法ごとの手数料をまとめたものです。為替手数料の高低は「VISAカードインターナショナルが定めたレート」「MASTERCARDインターナショナルが定めたレート」を基準に測ります。キャッシング以外はこの換算レートに上乗せされたレートで計算されます。

海外でのキャッシングには上乗せ為替手数料はかかりません(海外でクレジットカードを使ってショッピングを行った場合は「VISAカードインターナショナルが定めたレート」に1.6%~2.0%ほどの上乗せ為替手数料がかかります)。

その代わり、金利手数料がかかります。キャッシング金利手数料は、年率×(返済までの日数/365日)で求められます。ほとんどのクレジットカードのキャッシング利率(実質年率)は18.0%ですから、およそ1日当たりの利率は18.0%/365日→0.049%、約0.05%です。20日間借りると1%位の金利がかかると理解していればいいでしょう。

海外キャッシング一回払いの返済までの日数は25日~55日程度ですので、金利手数料は1.2%~2.7%程度とわかります。2週間程度の海外旅行でしたら、帰国後に繰り上げ返済をしてしまえば、金利手数料は1.0%以下になるでしょう。

調達手法 商品名 外国為替手数料
引き出し1回の手数料 金利手数料 発行手数料 還元ポイント
キャッシング 三井住友VISAクラシックカードA - なし 1.2~2.7% 無料
国際キャッシュカード シティバンク +3% 210円 なし 無料
新生銀行 +4% なし なし 無料
三井住友銀行 +3% 200円
なし 1050円
みずほ銀行 約5% 210円 なし 1050円
VISAデビットカード Knt!トラベルキャッシュ

スルガ銀行×近畿日本ツーリスト
+1.63% 210円 なし 無料 0.2%
HISワールドキャビット

スルガ銀行×HIS
+1.63% 210円 なし 無料 0.2%
イーバンクマネーカード (クラシック) +2.94% 210円 なし 無料 0.2%

※平成21年12月20日より、三井住友銀行の国際キャッシュカードは、為替手数料を+5%、引き出し1回に付き100円に変更予定。

クレジットカードを使った現地通貨キャッシングは、上乗せ為替手数料がなく、金利手数料も小さいため、他の手法に比べて有利です。

国際ブランドVISAの付いたクレジットカードは、VISAのマークとPLUS(プラス)のマークが付いたCD/ATMで利用できます。国際ブランドMASTERの付いたクレジットカードは、MASTERのマークとCIRRUS(シーラス)のマークが付いたCD/ATMで利用することができます。

海外・国内を問わず、キャッシングをする際は、カードと暗証番号が必要です。また、キャッシングの限度額(利用可能枠)はショッピングの限度額とは別のものとなっています。海外旅行前に、キャッシング枠を確認しておくといいでしょう。

万が一の紛失・盗難や、ATMでのカード吸い込まれ事故に備えて、VISAブランド、MASTERブランドのカード2枚持ちが安心です。カードの利用可能枠が小さい方は、念のため、国際キャッシュカード、もしくは、VISAデビットカードを用意しておくといいでしょう。

現地通貨キャッシング用のクレジットカード

現地通貨キャッシング用としておすすめできるクレジットカードは、VISAかMASTERブランドが付いたもので、不正使用を防ぐ意味で、三井住友VISA、シティカード各種(シティ ゴールドカード、デルタ スカイマイル シティ ゴールドVISAカードなど)のようにフォトカードの入ったものがいいでしょう。さらに、偽造を困難にするICチップ登載であればなお良いです。

渡航にJALを含むワンワールド加盟便、ANAを含むスターアライアンス加盟便、デルタ航空を含むスカイチーム加盟便(ノースウエスト航空、アエロメヒコ航空、エールフランス航空、KLMオランダ航空、アリタリア航空、アエロフロート・ロシア航空、チェコ航空、エア・ヨーロッパ、ケニア航空、大韓航空、中国南方航空)を利用するなら、入会ボーナスマイル、フライトボーナスマイルが貰えるJALカード、ANAカードのVISA/MASTER、デルタ スカイマイル シティ ゴールドVISAカードもおすすめです。さらに、使用機会の多い海外傷害治療保険・海外疾病治療保険が自動付帯しているクレジットカードを併せ持つといいでしょう。

ちなみに、SBIカードは、住信SBIネット銀行にドルを保有していれば、ドル決済専用のクレジットカードとして使うことができます。住信SBIネット銀行での米ドル買い付け手数料は1ドルに付き20銭と格安ですので、海外での買い物専用クレジットカード、および、海外通販専用のクレジットカードとして使うのがおすすめです。通常、海外でクレジットカードでショッピングをした場合、1.6%~2.0%程度の手数料がかかりますが、SBIカードでドル決済なら0.2%程度で済みます。

年会費 傷害治療・疾病治療保険 フォトカード ICチップ
SBIカード
ドル決済専用クレジットカードとしておすすめ
無料 200万円(利用付帯)     
三井住友VISAクラシックカードA 1575円
初年度無料
50万円(利用付帯)
三井住友VISAゴールドカード 10500円
初年度年会費「半額」
150万円(自動付帯)
300万円(2010/4/16より)
MUFGカード ゴールド 2000円
初年度無料
200万円(自動付帯)
JALカードVISA・MASTER 2100円
初年度無料
ANA VISA Suicaカード 2100円
初年度無料
デルタ スカイマイル シティ ゴールドVISAカード 18900円
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150万円(利用付帯)